Sony ネットワークメモリーウォークマン「NW-E407」レビュー
さてさて、ソニー製品ばかり買っているような気がしてならない今日この頃。MP3プレイヤーもiPod効果なのか、最近よく見かけるようになりました。私もそのトレンドに流され(ぉ、MP3プレイヤーが欲しい!と思っていたところに、ソニーがウォークマンブランドの復権をかけ新機種を投入&Appleへの挑戦状を叩き付けました。
従来からラインアップされていたNW-HDシリーズの後継「NW-HD5」。こちらは後継機種という位置づけではありますが、物自体は新機種と見る方がいいでしょう。今までのデザイン優先から、ユーザビリティ、利便性を第一に考えられた作りになっています。
そしてもう一つが、メモリー内蔵型のMP3プレイヤーである、NW-E400/500シリーズ及びE100シリーズ。こちらは全くの新機種で、内蔵メモリを512MB/1GB搭載(E100のみ256MBモデルがラインアップ)しており、ソニーがポータブルプレイヤーでは頑なに拒み続けたMP3にネイティブ対応している、初のソリッドウォークマンになります。
E100シリーズはあくまで入門機であり、256MBモデルがラインアップに入っていることからも、初めてポータブルオーディオを購入する人向けということもあり、今回は取り上げないでおくことにします。
E400/500シリーズは小さな媒体に最大1GB・・・とか言われてますが、なんと言っても有機ELディスプレイを搭載していることがGoodでしょう。インターフェイスもウォークマンで培ったものをうまく取り入れた形になっています。

私が購入したのは、下位モデルの上位機種になります。E407はE500シリーズにあるような蒸着処理こそなされていませんが、しっかり1GBメモリを搭載したモデルです。
所有欲を満たしてくれるのはE507かもしれませんが、使い勝手は全モデル共通ですし、容量も1GBと文句なしなので私的には無問題です。

有機ELディスプレイは、液晶のようなバックライト方式ではなく、自照式。文字部分のみが光るため、文字が↑のように「浮かび上がっているように見える」のが特徴です。ディスプレイ基盤が見えていないことも「浮かび上がり錯覚」をバックアップしている一つの要因なんでしょうね。
3行表示でもちろん日本語対応。情報量は文句なしでしょう。バッテリ残量は4段階で変化しますが、まぁ50時間連続再生を唄っているので、さほど気にする必要もないかな、とは思いますね(苦笑。バッテリがなくなっていることに気づいたら3分充電すれば3時間の連続再生ができるので、急場の凌ぎには十分ですし。本体にUSBコネクタを備えていないので、外出中に充電するにはPCを持っていなければなりませんが、どうも充電だけならドライバ等は必要ないようなので、100円ショップでminiBコネクタ←→ノーマルなUSBケーブルを100円ショップで買って、家電量販店の展示機で充電することも可能です。店員に見つかったら、何言われるかわかったもんじゃありませんが(^^;)
残念なのが屋外での視認性です。残念ながら直射日光下での視認性は皆無です。E500シリーズでは蒸着処理による反射の方が強くて全く見えず、E400では表面の2層アクリルパネルが鏡の役割をしてしまうため、これまた全く見えません。こればっかりは解決するにはパネル基盤を露出させなければならず、デザインが台無しになってしまうので致し方なしといったところでしょうか。
E400/500の別名は「香水瓶」。形からも連想できますが、スクリーンセーバーがそれをさらにかき立てるものになっています。

下から上に向かって水泡がいくつも上っていくスクリーンセーバーです。液晶のようなバックライトがあるものではこういった演出はできませんからね(^_^) 有機ELならではの演出と言えるでしょう。ほかにも時計やメータ風演奏時間表示のスクリーンセーバーが入ってます。時計なんかは、結構便利な機能ですね(^_^)v

付属のポーチは本体を入れるとかなりスカスカ。シャトル部分だけを出して使う、という用途には向かず、あくまで「保護用」と考えた方がいいでしょう。しもっち曰く、ネットワークポータブルオーディオ初代のころと全く同じものだとか(^^;) これには写っていませんが、イヤホン延長コードも付属してます(E405には付属してませんが)。

物議を醸しているUSBコネクタ部です。専用端子ではなくminiBなので、汎用性もあるのかもしれません。昨今USBケーブルなんて100円ショップでも売ってる時代ですし、汎用性があるならそういった物を予備として持っておくのもいいかもしれませんね。ソニーが保守部品として出す可能性もあるかもしれませんが、そういうのは高いですから(苦笑。
話が逸れましたが、コネクタカバーがかなり硬めで開けにくく、開けてもカバーの足も手を離すと戻ってしまうのでケーブルがすこぶる挿しにくいです。これはUSB2.0対応と同じく、改良の余地ありですね・・・。
私が買ったMP3対応ポータブルオーディオはこれが初のものですが、色々な製品がある中で、ソニーがウォークマンで培った操作性やバッテリ持ちのよさなど、他社を一歩リードした部分が数多くあると思います。充電に関してはUSBオンリーなのでPC必須ということになりますが、割り切ることでコスト削減にもなるので下手に高価にならない分、いいのかもしれません。
ソニーが復権をかけて世に送り出した、というだけあって完成度はさすがというところでしょうか。USB2.0未対応であるのが残念とはよく言われていますが、この手の製品に初めて手を出す人ならば十分納得できる製品だと思います。