*Sony Cyber-shot「DSC-T9」レビュー* |
![]() 歴代Tシリーズ同様、屈曲光学系による3倍ズームを搭載している点は変わらずです。先代T5同様、三脚穴を装備しつつ厚みは16.8mmとかなり薄い仕上がり。レンズが改良されたのかF値が3.5-4.3となっています。 色はブラックを選択しました。シルバーの方が無難かな?と思ったのですが、シルバーではモードセレクトスイッチがプラスチッキー丸出しの色になってしまうので…(^^;) それさえ気にしなければ、好みで選んでもいい部分ですけど。つや消しブラックがいい味出してますw ボディで唯一残念に思っているのはCyber-shotロゴが彫り込みやダイヤカットではなくただのプリントになってしまったこと。まぁこの薄さの本体に、さらに彫り込みを入れろというのも酷なのかもしれませんが。 ![]() レンズは惚れ込む人はとことん惚れ込むカール・ツァイス「バリオ・テッサー」。そういえば私、ツァイスレンズってこれが初めてなんですよ。最近のサイバーショットって片っ端からツァイスレンズを採用してますけど、P8、U10の頃はまだソニーレンズだったんですねぇ。ま、私は専門家じゃないのでツァイスレンズだからどうとか、ソニーレンズだからどうって話はよく分かりませんけど(^^;) 光学ズームを搭載していますが、レンズ自体が飛び出す沈胴式と違いレンズが動かない分、起動が早く、また沈胴式はレンズがシフトするとき本体に「じー・・・・」という音と振動が発生するんですが、それもありません。 U10は単焦点のズームナシだったので起動がめちゃ速いですが、それとほぼ同じ感覚で光学ズーム搭載機が起動できてしまうんだからすごいことです。これでシャッターチャンスを逃す、ということも少なくなりそうですね。・・・P8の時はとっさにシャッターを切れず、焦るあまりフレーミングがしっかりしていなかったり、結局シャッターチャンスを逃してしまう・・・ということが多々ありましたからOTL ![]() 背面はバカでかい液晶のインパクトが強すぎて、他の部分に目がいかないくらい(ぉ。大きさこそ初代DSC-T1から変わっていませんが、液晶そのものは進化しているらしく「クリアフォト液晶プラス」を搭載。従来の「クリアフォト液晶」に比べ色再現性、コントラストが1.6倍にアップしているそうです。実際、P8と並べて比べるとかなりの差があり、もっともその差が顕著に出るのが光源をフレーム中央に入れたとき。液晶モニタを撮るときがまさにそれなんですが、P8では液晶の土台部と額部分が潰れてシームレス(ぉ)に見えてしまうのに対し、T9ではしっかりと土台部と額部分が分かれていることが確認できます(w。 ちょっと↑の写真ではわかりにくいかもしれませんが、コントラスト、色ともにかなりしっかり確認できて◎ですw 液晶解像度が高く細部まで確認できるため、U10では頻発、P8でもたまに起こっていた「モニタで見るとピントが合ってるのに、PCで見たら思いっきりボケてた」という事態がかなり減りました。特にU10はヒドかったですからね・・・(^^;) 操作系は歴代サイバーショットと同様ですが、Pシリーズのようなモードセレクトダイヤルがなくなったため、シーンセレクションをふくめ、ほとんどの操作をメニューから入らなくてはならなくなりました。これはちょっと残念かな…とも思うのですが、内部処理がかなり賢くなったのか、オートでも結構マトモな絵を撮るようになってくれました。P8は光源が少しでも暗いとすぐにシャッタースピードを落とす傾向があったのですが、T9はISO感度を上げることでシャッタースピードの低下を押さえているような雰囲気です。手ブレ補正、ISO高感度と相まってブレが各所で極力起きなくするような配慮がなされてるような気がします。 液晶のことでもう一つ。輝度調節ができ、↑の写真状態からさらにもう一段階明るくできます。まぁ、バッテリ消費が恐ろしく激しい(私の場合、輝度を切り替えただけで75分→55分になりました)ようなので、普段は輝度を落としておいた方が無難かと(^^;) ![]() シャッターボタンは横長。その左が電源ボタンで、右側が手ブレ補正OFFボタン。シャッターはP8に比べて若干半押し、押し込みともにストロークが少なめですが、半押し位置が結構堅めなので、一気に押し込むことは発生しにくいかも。まぁ慣れですけどね。手ブレ補正OFFボタン…まぁ一般的な人は使わないでしょうねぇ(^^;) モードセレクトスイッチは黒だと若干プラスチックぽさが押さえられてるんじゃないでしょうか。少なくとも私はそう感じるのですが…。 ![]() 操作スイッチはクリック感があり、好感触。またフラッシュやマクロなどは、設定を弄った際にモニタで「大きく表示し、元のサイズにゆっくり戻してゆく」的なアニメ表示をしてくれるので、意図せずマクロスイッチ等を押してしまっても誤操作にはすぐ気がつきそうです。P8のMENUボタンの位置にゴミ箱ボタンが、P8のゴミ箱ボタンの位置にはスライドショーボタンがあるなど、ボタン位置も工夫が加わってるようですね。スライドショーボタンは特に重宝しそうです。 ![]() バッテリはインフォリチウムT。てか薄くい上に、バッテリを飛び出させるためのバネがかなり弱いのか取り出しづらいんですけど( ̄ω ̄;) メモステデュオも薄いうえ、スロットが若干奥まっているので取り出しにくいです・・・。 メモステはPではなくUと同じ向きに挿入。記録面が内側を向くように入れてやります。私は金銭的&私のデジカメの使い方を考慮して256MBを購入しましたが、余裕があるなら、1GBくらいいっときたいですね(笑。まぁ256MBでも6Mピクセルで70枚以上撮影できるし、いざとなったら画質を3M程度に抑えて内部メモリを利用すればかなりの量が撮影できますけど。 ![]() U10との比較です。Uが「ぽてっ」とした印象を持っているのに対し、T9は「薄い」です。まぁ、お手軽デジカメであるU10と、まともな絵を撮るためのT9を比較するのも酷でしょうか(^^;) 幅はU10の方が短いですが、厚みはT9の勝ち。液晶の大きさや綺麗さは言うまでもありません(^^;) ![]() 続いてP8と・・・なんですが、↑の写真、U10で撮影したモノなんですが、机の色が何故か変わっちゃってます(汗。別に私が紅茶の入ったポットをひっくり返して中途半端に拭き掃除を終わらせたわけでも、急に横から黄色い絵の具が降ってきたわけではありません。たぶん、P8の白とテーブルの白の差をかなり顕著に出してしまった&光源不足が重なって↑のような絵になったものかと。メリハリをつける場面ではU10のような処理もいいのかもですが、ブツ撮りではあまり歓迎できない仕様なのかも。 話が脱線しましたが、薄さ、幅ともにT9の方が優れてます。特にP8はレンズが左端に配置されているのに横方向の長さがかなりある&重いため、右手だけでフレーミングすると確実にブレ写真が生産されてました(^^;) といって左手を無考慮に添えると指が入ってしまうんですよね(^^;) まぁ左手の添え方はT9でも気をつけるべきことではありますが、薄く軽いT9では右手だけでもかなりラクに構えられますし、左手はレンズカバー部に置いてやればレンズに被ることもないでしょう。 さて、次は実写レビューです。 →実写レビューへ進む |