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| ←前月 | 2日 | 時間をかけて本を読むようになっている
【ワトソン一家に天使がやってくるとき】クリストファー・ポール・カーティス(唐沢則幸訳・くもん出版) |
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| 6日 | タレント本は普段、読まないんだけど
【小泉今日子の半径100m】小泉今日子(宝島社) | ||
| 26日 | 短編集といいつつ、これだけ集まればスゴイ量だった
【アメリカ短編小説傑作選2000】(DHC) |
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時間をかけて本を読むようになっている 時間をかけて読むというより、読んでる時間が少なくなってるんやな。まちがいなく。テレビの野球中継に時間を取られとる。間違いなく。 「ワトソン一家に天使がやってくるとき」は、結構短い話やのに、何日もかかって読んだ。ほとんど電車の中、通勤時間にしか読まへんかったからな。まあ、そんなこともあるさ。 「きてれつ」ワトソン一家の、1963年の物語。主人公のケニーには兄がいて妹がいて、お父さんがいてお母さんがいる。お母さんは南部の出身で、今住んでいるミシガン州フリントは寒くって耐えられない。ケニーの兄は、学校の不良仲間とやんちゃなことをやらかしている。なんていう日常がつづられていて。同じ作者の「バドの扉をひらくとき」と同様、当時の黒人家庭の面白さが全面に出ていて、もう楽しくって仕方がない。 で、そうやって読んでいくと、最後にとんでもない悲劇が待ち受けている。本の最初に4人の少女への献辞があるんだけれど、その4人が同じ日に亡くなっている。その意味が最後にきて分かるんですな。ううむ、話のつなぎ方が見事。 1963年に何が起こったか。ええっ!と思う結末。いやいや、結末はずっとずっと明るいんだけれど。だからこそ心に残る。 ケニーのお兄さんの、不良なんだけどこころ優しいところとか、お母さんの厳しいけれど優しいところとか、お父さんの自分勝手だけれどどこか憎めないところだとか、ともかく面白くて考えさせられる。すばらしい作品やなあ。 タレント本は普段、読まないんだけれど 昔、郷ひろみの「ダディ」に騙されたからな。だいたい大した話を書いてないし。でも、小泉今日子にはちょっと興味があってね。そんなにファンじゃないし、レコードも一枚も持ってないし、映画もドラマも、ほとんど観たことないねんけど。「踊る大捜査線」の映画版をテレビで放送したとき、ちょっとだけ観たな。まあ、面白い役やったけど。大したインパクトはなかった。 それでも時々気になるのは、この人はどうも、自分に正直に生きているような気がするからなのだな。そして、それを別に売り物にするでもないところがあって、なんとなく気になるのだな。最近の「ダカラ」のテレビCMで「私の中の、よからぬものが・・・・♪じょじょびじょぶぁ〜」というのもインパクトがあったけれど、逆にこの人なら体の中に「よからぬもの」を一杯持ってそうやナアと、妙に納得してしまったりするのだな。そしてそれを「♪じょじょびじょぶぁ〜」と流してくれても、ああ、そんなこともしてそうやナアと、妙に納得してしまう。で、自分の中のよからぬモノも「じょじょびじょぶぁ〜」と流せるんやないかと思ってしまって、CMの術中にはまってしまうのである。 CMのことやなくて。本の話です。「小泉今日子の半径100m」です。よくある、写真も一杯載ってるエッセイブックです。2003年の始めから2005年の末まで、雑誌に連載されていたものを集めたものです。その間に起こったことを、まあ今風にいうと「ブログ風に」書きつづっているという感じ。こんなブログやったら読みにいくかもなあ。 よく「等身大の」という表現がされるけれど、そんな感じがするなあ。で、それがいやみな人も時々いてるねんけど(ブログなんかでね)、この人は全然いやみがない。といって、何か特別な力を入れてるわけでもない。ううむ。何なんでしょうねえ。これから、小泉今日子はどこへ行くのだろう。ま、心配する必要もなさそうなんやけど。 今月に入ってようやく2冊目か。何たる遅読。ま、マイペースでいきましょう。本は逃げへん。 短編集といいつつ、これだけ集まればスゴイ量だった 月も終わりという頃になって、久しぶりの書き込み。 アメリカ短編小説傑作選(2000)(DHC)を読みまして。こういうのを読んでると、何冊も読むっていう風にはなりませんなあ。ちなみに、この「DHC」という出版社、化粧品の通信販売でお稼ぎになっている会社と同一であります。「大学翻訳センター」というのが元々で、化粧品の通信販売「も」始めたら、そっちの収入がぐんと上がってしまったという話が、朝日新聞の日曜版beに載っていました。 そんな話はどうでもよく。 欲求(キャサリン・チェトコヴィッチ) 以上、20編。 「サスペンス傑作選」とか「コメディ傑作選」とかいうことやと、ジャンルがあらかじめ決まってるわけやから、本1冊の印象はある程度の偏りというか傾向が現れるわけですが、単に「短編小説」という大まかな区切りやと、いろんなジャンルがまざっていて、一概に評価するのは難しいですな。まあ、評価する必要もないんでしょうが。 テレビで1時間区切りのドラマを、次々に観ているような、そんな気分になってしまいます。どれも面白かった、と言いたいところやけど、そうでもないのもありまして。まあ、これだけあったら、中には作者と心情を重ね合わせることが難しい場合も出てきますワナ。 思いだせるものだけ、それぞれの印象を書いておこう。 ほんとに印象に残ったものだけ。思いだされへんものは、それだけのものってことやろうなあ。いちいちの作者名も覚えきれません。次に会ったとき「誰やったかな」ってことになって、この本を読んだ甲斐がなくなるようなもんやけど。ま、人生、無駄なことの方が多いってことで。読んでるときに楽しかったら、それでいいやん、とも思うしな。 |